トップメッセージ

九州の鉄道を技術で支え、製造業、建設業を通して
まちづくりや九州の発展に貢献します

当社は1971年4月に鉄道車両と機械設備の保守を主な業務とする「西日本交通機械株式会社」として発足し、2018年7月には会社再編により「JR九州エンジニアリング株式会社」と社名を改め、鉄道車両の検査修繕・改造・新製・廃車を一元的に管理すると共に駅ビルの防災センターを管理下に置き、鉄道機械設備との効率的メンテナンスを実現すると同時に新しい駅ビル設備管理への対応や今後の設備更新に備え万全の体制を構築しました。

最近では西九州新幹線開業に向けての新幹線車両の整備や車両基地、駅設備の新設工事を行うと共に、JR九州が誇るクルーズトレイン「ななつ星in九州」のリニューアルやD&S(Design&Story)列車「或る列車」「36ぷらす3」などの改装技術を生かして新しいD&S列車「ふたつ星40・47」の製造も行いました。また、現在は来年秋完成の新長崎駅ビル建設の空調・衛生機器設置工事に全力で取り組んでいます。

このように当社は今まで半世紀に渡り培ってきた高い技術力を生かし、JR九州のみならず九州の3セク鉄道(肥薩おれんじ鉄道、松浦鉄道、平成筑豊鉄道)や福岡市営地下鉄、北九州モノレール、熊本市電等のメンテナンスを通して鉄道という社会インフラを支えると共に、新規投入車両の部品や車輪転削盤・旋盤の製作を行う製造業や市中のビル等の大型空調工事の設計・施工を行う建設業にも事業領域を拡大し、さらに世の中の状況に応じて産業用ロボットや各種測定機器およびITなどの新たな技術開発・技術革新にもチャレンジしてまいります。

今後も当社は鉄道メンテナンス等の品質向上にも努めながらも、その技術力を生かした製造業や建設業を成長の2本柱として持続可能な企業づくりに邁進し、お客さまの安全・安心と元気な九州づくりを追求してまいります

JR九州エンジニアリング株式会社代表取締役社長小林 宰