試験機・測定器
輪重測定器 TWL-Auto
すべての車種の輪重をレール上で、測定者による誤差も少なく、簡単に測定することができます。
動作は、車輪を2個の油圧シリンダで持ち上げ、レールから車輪が浮上した瞬間を浮上検知器で検知し、その時の荷重を圧力センサとデジタル表示器によって表示します。
油圧シリンダは電動の油圧ポンプで動作します。
■すべての車種の車両を測定できる
車輪直径が690mm~920mmの範囲にある車両であれば、2軸車・ボギー車・ブレーキシューや補器に関係なく、すべての輪重が測定できます。
■輪重測定の基準面はレール上面
レール上面を荷重基準面として車輪がレールに接する位置から左右に車輪外周をはさむように、小型高圧の油圧シリンダを配置しています。
したがって、レールサイズ・道床の構造に関係なく営業軌道上で測定できます。
■車輪のレールからの浮上を浮上検知で検知
油圧シリンダによって車輪を持ち上げ、輪重が全て油圧シリンダに加わった瞬間を、浮上検知器(近接センサ)によって検知し、その時の荷重を荷重計が指示し、数値をホールドして表示します。
■荷重値はTFTカラー液晶で直読
圧力センサの出力を荷重(単位:kN)に換算し、制御装置のTFTカラー液晶にて、0.1kN単位でデジタル表示します。
文字が大きく鮮明なので、暗い場所でも正確に読み取れます。