工作機器製品
在姿型車輪転削盤 F2S型
車両に車輪が装備したままの状態(在姿)で車輪を削正する事ができるフライス盤タイプの装置です。
本装置は、工場のレール下に設けたピット内に設置して機械の上部に逐次車両を小移動し、下方から車輪踏面およびフランジ部をフライス切削(切削用刃物を回転させる方式)により左右同時に高性能かつ精密に削正する装置です。
削正時は車両を本装置の上部に転入し、機械浮動部(浮動フレーム)を上昇させ、車輪をセンタリングした後に車輪削正を行います。
床上式車輪旋盤 HCシリーズ
鉄道用輪軸の車輪踏面およびフランジ部を削正する装置です。
ブレーキディスクも削正可能です。
本装置は多くの鉄道会社様にご使用されている日立精機製の車輪旋盤(10WD、13WDなど)と入替が可能な 仕様となっております。
主なメリットとして①基礎の流用が可能②前後装置(レール等)の取り合いが可能となり、据付にかかる工期短縮・コストダウンが可能となります。
その他、お客様のご要望に応じてカスタマイズいたします。
床上式ピットレス車輪旋盤 PLシリーズ
輪軸の状態で車輪踏面及びフランジ部とブレーキディスクを削正するコンパクトタイプの装置です。
本装置は、車輪径580~662mmの車輪踏面及びフランジ部・ディスク面をセンサーにより自動的に計測し、削正を行う車輪旋盤です。
床上にそのまま設置可能である事が最大の特徴であり、ピット(掘削工事)を必要としないため、基礎に関わる工事費の低減や工期短縮が実現できます。
床上式車輪旋盤レトロフィット
床上式車輪旋盤(ならい方式)のオーバーホールを行うとともにNC装置を付加します。
30年以上前から使用している車輪旋盤のオーバーホールを行うとともに先進のNC装置を付加します。
さらにモーターのインバーター制御化、油圧ユニットのコンパクト化、狭軌および標準軌タイプの削正兼用化等、お客様のニーズにお応えしています。
※オーバーホール&機能追加(NC化)のことをレトロフィットと呼びます。